【朗読】よだかの星 宮沢賢治【改訂版】
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- Опубликовано: 22 дек 2024
- ※前回投稿時に、SEが原因のノイズがのってしまい聴き苦しい状態になっていたため、SEを除いた音源をつくりなおして再投稿しました。
コメントや高評価をいただいた皆様、申し訳ありません。
Composed , Produced by Kuroda Minato
© 2024 Kuroda Minato
「よだかの星」 宮沢賢治
1934年発表
底本:「新編 銀河鉄道の夜」新潮文庫
10代や20代の頃は、よだかを自分に投影させたような読み方をしていました。
今あらためて読み返してみると、物語中随所に現れる「山焼けの火」が心に残ります。
「山焼けの赤い火」と「よだかの青い火」。
これは燃える火の物語ではないか、とさえ思います。
そんな、2つの燃える火を意識してこの音源をつくりました。
少し長くなってしまいますが、
批評家 村瀬学さんの文章を引用させてください。
< 清水真砂子が指摘していた「山焼けの火とは何か」という問いを私も考えておきたいと思う。その火は、ひとつの状況=ひとつの価値水準を越えようとするとき、その境界に発生する火のように私には感じられてきた。
(中略)
「境界」はそうやすやすとは越えられない。心の中ではなんとか越えられる境界だが、その境界を越える時には必ずや、価値観の矛盾=あつれき=まさつが起こる。そのまさつから火が吹くことは十分ありうるのである。
よだかが状況を越えて飛び上がるときに必ずといっていいほど見てしまう「山焼け」は、私には、まさにそういう「火」ではなかったかと思われるのである。 >
引用元
(「宮沢賢治」第9号1989年11月 洋々社)
#朗読 #宮沢賢治 #よだかの星
いつもお聴きいただきありがとうございます。
前回投稿時に、SEが原因のノイズがのってしまい聴き苦しい状態になっていたため、SEを除いた音源をつくりなおして再投稿しました。
コメントや高評価をいただいた皆様、申し訳ありません。
大変失礼いたしました。
ありがとうございます。
おにぎりありがと 様
こちらこそ。
お聴きいただきまして、ありがとうございます。
ありがとうございます。